Top2 自分の存在価値

自己固定感を高める

アダルトチルドレンの家庭は、両親がいつもケンカをしていたり、子供を叩いたり怒鳴ったり、否定的なことを言ったり、心配性や過保護だったりします。とても良い家庭でもアダルトチルドレンは生まれます。
アダルトチルドレンは、家庭の中で「私はここにいていい」を感じることが出来ないまま、それでも親に関心を向けてもらおうと必死にがんばりますが、いつも親の関心は他にいってしまいます。

大人になると、自己肯定感がないために、他人に自分の存在価値(私はここにいていい)を認めてもらおうとします。
存在価値を高めようと、自分がやりたいことより相手が喜ぶようなことを優先するので、しだいに自分が何がしたいのか分からなくなっていきます。
また、相手に認めてもらうこと=自分の価値なので、周りの目が過剰に気になり、否定されることに恐怖心を感じ緊張した人間関係しか築けなくなります。
自分の価値を他人に丸投げしている結果、他人に振り回されることが多くなり、そのストレスで心がすり減ったり、自己主張をしないので人になめられたりバカにされることも多くなります。